色々色眼鏡

本の感想等を書き連ねています

島田荘司 「溺れる人魚」

またまた御手洗さんですーー。

今回も石岡さんとのタッグなし(涙)
海外の友人に御手洗さんが話したこと~って設定です。
もう、石岡さん出てこねぇんじゃねぇの?とモヤモヤしながら読んでます。
ただ石岡さんは石岡さんでグチグチ女々しくて「ボクは気弱なんだから」的に何にもしやんとこは読んでてイラッとするので、うう~ん……と悩むところです。

今回のメインはナチの非人道的な人体実験がメインではないかと思われます。

わたくし恥ずかしながら島田先生の御手洗シリーズ読むまでナチのえげつない人体実験あんまり詳しく知らなかったので最初色々出てきた時は「え……こんなんマジでやっとったんかい?」と疑心暗鬼で

教えて!Google先生!!

と調べてみました。
結果、実際にかなり酷い実験をしていたようだったので気分が落ち込みましたわー

小説を読みながらも歴史の暗い部分を教えられているようで島田先生の本は色々学べるなぁと毎回フムフムと思えてしまいます。

私みたいにそういったことにあまり触れてこなくて、でも歴史の暗部も知っておこうと思うならいきなり専門書でなくて島田先生のお話から入るのもいいかもしれんわ。