色々色眼鏡

本の感想等を書き連ねています

森博嗣「魔法の色を知っているか?」

こちらは長年続くシリーズ物のWシリーズです。

もはや惰性で読み続けていると言っても過言ではない。
最初のS&Mシリーズから始まり・・・私の好きだった犀川先生と西之園さんのコンビはどうなったのさ!!
色んなシリーズずっと読んできたから途中で○○先生のお母さんが出てきたり(←一応隠してみたつもり)とか、あの人の後輩が主人公だったりとか、繋がりが分かったときは
「うぉぉぉ!なるほど!!」
なんて感動したりして楽しかったけどさ・・・

今、何年後ですかいな?
このシリーズでは人間の寿命が科学医学の進歩で2~3倍になっている未来のお話です。
ウォーカロンなんて呼ばれてる人口生命体と人間の区別がつきにくくなっているぐらいなんですよ。
ここぐらいまで時代を先送りしないと真賀田博士の頭脳に追いつけないってことでしょうかね?凡人にはわからんレベルや。

こちらでは、このシリーズ主人公(だと思われる)ハギリ博士がレセプションに参加するという話から始まります。
そこから襲撃に遭ったり、なんやかんやで辿り着いた場所が、なんと百年シリーズで出てきた冷凍保存してた場所だったりするんです。
これの布石か!!!とまたもやしてやられた感がグワッとしました。

このシリーズはめちゃめちゃ好きってわけでもないですが、今までの布石回収の為に読んでる感じ。主人公もそんなに魅力ないし・・・
次回もこのシリーズの感想だと思いますがたぶんそこで終了かな。何故かというと図書館がその先置いてない(笑)