今更ながらの「池袋ウエストゲートパーク」 その2
今更ながら「池袋ウエストゲートパーク」を読んだ感想です。
前回はこの本を手に取るまでの経緯を書かせてもらいました。
色んなサイトでこの本のネタバレやあらすじは載っているかと思うのでストーリーはざっくり、オカシナ視点での感想にしていきたいと思います。
まずこちらの本ですが一人称で書かれているので主人公の日記みたいでサックリ読める感じで入りやすいですね~
主人公の真島誠クンの池袋でのダラ~とした日常にある日、非日常な事件がおこるんですよ。
そこからトラブルシューターとしての真島誠クンが生まれるんですね~(笑)
なんかあったらアイツに頼め!って感じで頼られるという小説の世界でなければ「なんでそんなん俺がやらなあかんねん」と声高に叫びたくなる状況です。しかも本人は
「金はいらねぇ」
「俺たちの池袋を守りたい」的なほぼ郷土愛で動くというガッツリ青い春を感じさせる雰囲気ガンガンあります。
4作のストーリーで一冊になっています。
誰か死んだり、誰か行方不明になったり、カラーギャング同士の抗争だったり・・・あの時代!!と思って割り切らないとどうもすんなり頭には描きにくいなぁ・・
そんなことを思いながら読み進めていったのですが、この本を読んでいて一番の衝撃を受けた文言がありましたので載せておきます。
真島誠クンが同じ高校の同級生だった女の子に「相談したいことがあるんだけど・・」だけど大っぴらに外で会って話してるとヤバイので「私が働いてるお店に客として来て!そこで話す」で風俗店で働く女の子のお店に誠クンは向かいます。
風俗店の待合スペースにには
「全員AFOK]
ひええええええええええ!!こっわ!!
全員オッケーなん!??教育されてんの?女は穴あるやん!なんでそっちにわざわざ入れたがんの!?
マジ風俗怖いわ~ です。
読後感は「全員オッケーなんや~」ぐらいでした。
この言葉に異常反応したので内容は「ふうん、昔の池袋そうなんや」で終わりました。
回顧に浸りたければ読んでみるのも一興かと思います。